【蓄電池の比較ポイントを解説】停電時自立出力は注意すべき項目

蓄電池を検討している方から

〇〇のメーカーであれば容量と価格のバランスが良いからおすすめと聞いたんだけど本当?

と質問が出ました。

おすすめは

何の項目を重視するのかによって異なる

ため、容量と価格だけを比較しても答えは出ません。

今回は蓄電池の比較ポイントについて解説していきます。

まさひこ

じゃ、レッツゴー!

比較ポイント

比較ポイントは

大きく7種類に分かれている

と私はよく説明をしています。

販売店によってはもっと多くの比較ポイントを用意している可能性があるので、

あくまで参考例

として捉えていただけると嬉しいです。

項目は下記の通りです。

■蓄電容量(蓄電池に溜められる電気の量)
■定格容量(実際に使える電気の量)
■停電時自立出力(停電時に瞬発的にどれくらいの力が出せるのか)
■寿命(サイクル)
■サイズ
■保証
■価格

まさひこ

項目を増やそうと思えば増やせますが、説明がしにくい項目もあるため敢えて7種類にしています。

飛び込み業者が説明を避けたい項目

先ほどの単元で比較ポイントが7種類あることをお伝えしました。

この7種類の中で飛び込み業者が

説明をしたくない項目

が存在します。

それは

停電時自立出力

についてです。

停電時自立出力は停電時、

瞬発的にどれくらいの出力が出せるのか

の値を指しています。

停電時自立出力の一例を挙げると

■京セラ_エネレッツア(単機能):2.0kW
■住友電気工業_パワーデポH(ハイブリッド):6.0kW

です。

例えば

■飛び込み業者がおすすめしようとしている蓄電池:京セラ_エネレッツア(単機能)
■お客さんが蓄電池に求める姿:停電時にエアコン(約1,500w)とIHクッキングヒーター(約2,000w)を使いたい

というシチュエーションの場合、京セラ_エネレッツア(単機能)ではお客さんの要望を満たすことができません。

要望を満たせない理由は京セラ_エネレッツア(単機能)の停電時自立出力は2.0kWであり、

エアコン(約1,500w)とIHクッキングヒーター(約2,000w)の組み合わせだと出力オーバー

となるためです。

上記のような判断をお客さん側にさせないようにするため、飛び込み業者側は停電時自立出力を比較項目に入れません。

まさひこ

兎にも角にもその場で即決せずに比較することが大切です。

世間が停電時に困ることランキング

※ソーラーパートナーズ様_【蓄電池アンケート調査結果】停電で困ることランキング 停電時に太陽光発電の電気を使えない人が半数?から出典

上位は

■1位:冷蔵庫(食品がダメになる)【74.9%】
■2位:照明(部屋が暗いことによる恐怖)【36.3%】
■3位:調理器具(料理ができない心配)【33.9%】

の順番になっています。

上記の3種類の家電製品の消費電力を下記とします。

■冷蔵庫:300w
■照明:200w
■調理器具(IH):2,000w

ちなみに消費電力の記載は

商品ラベル(シール)欄

に記載があります。

3種類の家電製品の合計使用電力は2,500wであるため、先ほどの単元でお伝えした停電時自立出力は

2500w以上(2.5kW以上)

である必要があります。

上記にプラスでエアコン(消費電力1000w)を使用する場合、3,500w以上である必要があります。

まさひこ

蓄電池の「停電時自立出力」を重視したい場合、停電時に使うであろう家電製品の合計出力を計算してから蓄電池検討を始めるとスムーズです。

太陽光と蓄電池のメーカーを合わせる必要はない

太陽光システムを既に導入済みで、

後付けで蓄電池システムを導入する場合

に関してはメーカーを

太陽光と揃える必要がない

です。

新規設置に関しては

■シャープ
■長州産業

のみシステムでの保証発行となるため要注意です。

飛び込み業者が、同じメーカーの蓄電池にしないと

■相性が悪い
■保証が付かない

といったトークをしていると聞きましたが、決してそんなことはないです。

まさひこ

太陽光の回路数に関しては要注意です。

7つの項目のバランスが優れているメーカー

冒頭に紹介した7つの比較ポイントのうち1つが優れていても、他の項目はダメといった状況では選ぶに選べなくなります。

そこで各項目の

バランスが優れているメーカー

を紹介します。

■シャープ
■ハンファ
■オムロン/長州産業
■ダイヤゼブラ電機
■ニチコン(トライブリッド)
■ファーウェイ

上記の6メーカーです。

■AI機能の有無
■モニターの見やすさ
■スマホで遠隔操作が可能か

といった細かな違いがメーカーごとにあります。

何の項目を重視するかによっておすすめメーカーが異なるため、

ここは外せない

という点を先にピックアップしておくことをおすすめします。

まさひこ

どこの販売店も比較表を持っているハズなので見せてもらってください。

最後にひとこと

今回は「蓄電池の比較ポイント」について解説しました。

ポイントは全部で

■蓄電容量(蓄電池に溜められる電気の量)
■定格容量(実際に使える電気の量)
■停電時自立出力(停電時に瞬発的にどれくらいの力が出せるのか)
■寿命(サイクル)
■サイズ
■保証
■金額

の7項目あります。

どれを重視するかでおすすめメーカーが変わります。

より詳しい説明を希望される方は優良店が多い

価格比較サイト

に登録されることをおすすめします。

価格比較サイトは入口が太陽光メインで蓄電池についてはオプションのサイトもあれば、

蓄電池メイン

で対応しているサイトもあります。

蓄電池の検討であれば蓄電池メインの比較サイト(エコ×エネの相談窓口)が断然おすすめです。

  • この記事を書いた人

まさひこ

ご訪問いただきありがとうございます。 今まで太陽光の個人宅営業を11年間経験してきたまさひこと申します。現在は今まで培ってきた経験を元に太陽光業界専門のライターをやっています。 個人宅営業をしていた際、説明されている内容が間違っていたり、太陽光=悪と伝わっているケースが多かったため啓蒙活動も兼ねてブログを開設しました。 よく出る質問や太陽光業界のニュース、大手解説サイトでは語られない真実をまとめていくので少しでも検討の力になれたら嬉しいです。 今までに「販売店から出た見積額が適正かどうか調べてほしい」「どのような質問をしたら優良店と見抜けるのか」といった質問をメールでいただきました。 zoomでの説明も可能なため、是非ともまさひこを有効活用してください。すぐ下のメールボタンかお問い合わせ欄からご連絡お待ちしております。

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