【太陽光の工事費用について解説】違いは施工方法と材料の種類

太陽光を検討している方から

メーカー・容量・パワーコンディショナ(=以下、パワコン)が同じなのになぜこんなに価格が違うの?

と質問が出ました。

営業会社であれば太陽光パネル一式の仕入れ値に

■人件費や部材費
■利益

を上乗せして御見積りを提示しています。

その中でも分かりやすく異なっているのが

工事費用の部分

です。

今回は工事費用について解説していきます。

まさひこ

じゃ、レッツゴー!

販売店によって工事費用はバラバラ

価格比較サイトを通じて見積もり依頼をした際、

■パネル容量
■パワコン容量

については大体同じになります。

メーカーに関してもそのタイミングで

人気があるメーカーを選定する

ため、同じになるケースが多いです。

しかし、工事費に関しては

販売店によってバラバラ

です。

理由は

■施工しているのが自社か孫請けかの違い
■使用している部材の違い

があります。

提案を受けるがままではなく、気になった点はどんどん突っ込んでいった方が有意義な提案内容に近づきます。

まさひこ

写真や実物を使って説明してくれる会社であれば信用できます。

施工をしているのは誰なのか

太陽光(や蓄電池)の販売店が施工を行う際、

■自社施工(販売から施工まで1つの会社で完結)
■他社施工(協力店に依頼)

のどちらかになります。

新築の場合は圧倒的に

他社施工が多い

ですが、既築(リフォーム)に関しては自社施工のこともあります。

自社施工の場合は自分の会社分の利益を乗せて見積もり提示をすればそれで解決します。

しかし、他社施工の場合は自分の会社分の利益とは別に

協力店分の利益も乗ってくる

ため、施工費が高くなる傾向にあります。

話をしている販売店が自社施工を行っているのであれば、会社のホームページで

自社施工を謳っている

ケースが多いです。

しかし、他社施工の場合はわざわざPRするポイントでもないため

記載されていることはない

です。

まさひこ

自社施工だと何か起こった際のメンテナンス対応も早いです。

使用している材料の違い

太陽光(や蓄電池)の工事をする際、配線を通すモノが

■管(PFS/PFD)
■ダクトカバー

の2種類あります。

極端に言うと

■管(PFS/PFD):見栄えが悪いが安い
■ダクトカバー:見栄えが良いが高い

といった違いがあります。

まさひこ

営業マンと交渉をしてダクトカバーを値下げしてもらう方法もあります。

配線方法が管(PFS/PFD)の場合

こちらが

PF管の場合

です。

PF管の場合だと、引き込む配線の量によっては管も多くなるため

見た目が悪く

なりがちです。

しかし、工事費用に関しては安価のため、

価格重視の方にはおすすめ

です。

またつなぎ目がないため、雨が降った際に

配管内に染み込むリスクがほとんどない

ことも特徴です。

このPF管の正式名称は

合成樹脂可とう電線管

といいます。

このPF管は

■PF「S」管:シングル構造
■PF「D」管:ダブル構造

の2種類に分かれています。

※施工管理の窓口様_HPから出典(PFS管)
※ネットde電材様_HPから出典(PFD管)

価格的にはシングルよりも

ダブルの方が高い

ですが、ダブルの方が構造がしっかりとしています。

エアコンの室外機から伸びているのは大体

PFS管(シングル)

です。

管が乾燥するとパリパリになってしまい、

割れることが多い

です。

エアコンの室外機の場合、中を通っているのが水のため管がパリパリになったとしても大して被害はありません。

しかし、太陽光の配線の場合は管がパリパリになり、中が見えてしまった場合、

電気配線が露出することを意味する

ため感電の恐れがあり注意が必要です。

まさひこ

工事方法について詳しく説明してもらえない場合は孫請け会社に丸投げしているパターンです。

配線方法がダクトカバーの場合

こちらが

ダクトカバーの場合

です。

見た目が良い

ため、美観重視の方におすすめです。

PF管と比べると

少々高く

なります。

具体的な価格差は

税抜5万円前後

です。

PF管と異なり、つなぎ目が多くなるため劣化が進むと

つなぎ目から雨水が浸水する可能性

があります。

雨水は基本的に上から下に落ちるため、ダクトカバーの最下部に小さく穴を開けていることがあります。

これは雨水を逃がすためにわざと開けているので不良品を使っているわけではありません。

まさひこ

工事費の平均は電気工事代と合わせて20万円くらいですので、10万円以下の場合は疑ってください。

最後にひとこと

今回は主に「工事費用」について解説しました。

工事費用は配線方法によって左右されることが多いです。

■価格重視:PF管
■見た目重視:ダクトカバー

といったイメージです。

より詳しい説明を希望される方は優良店が多い

価格比較サイト

に登録されることをおすすめします。

嵐のように3~5社から一斉に連絡が来るタイナビ/グリエネとは異なり

専任のアドバイザーがついて情報を集約してくれる

サイトもあります。

各販売店との対応が煩わしい方であれば専任のアドバイザーがつく比較サイト(ソーラーパートナーズ)が断然おすすめです。

  • この記事を書いた人

まさひこ

ご訪問いただきありがとうございます。 今まで太陽光の個人宅営業を11年間経験してきたまさひこと申します。現在は今まで培ってきた経験を元に太陽光業界専門のライターをやっています。 個人宅営業をしていた際、説明されている内容が間違っていたり、太陽光=悪と伝わっているケースが多かったため啓蒙活動も兼ねてブログを開設しました。 よく出る質問や太陽光業界のニュース、大手解説サイトでは語られない真実をまとめていくので少しでも検討の力になれたら嬉しいです。 今までに「販売店から出た見積額が適正かどうか調べてほしい」「どのような質問をしたら優良店と見抜けるのか」といった質問をメールでいただきました。 zoomでの説明も可能なため、是非ともまさひこを有効活用してください。すぐ下のメールボタンかお問い合わせ欄からご連絡お待ちしております。

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