蓄電池を検討している方から
公称容量と実効容量の違いは何?
と質問がありました。
■公称容量:蓄電池に入る電気の量
■実効容量:実際に使える電気の量
を表しています。
今回は容量について解説していきます。

じゃ、レッツゴー!
容量は大きく2種類ある

蓄電池のカタログを見ると容量と名前がつくものは
■公称容量
■定格容量
■初期実効容量
の3種類あります。

ただ、公称容量と定格容量については
名称が異なるだけで考え方は同じ
であるため、実質
■公称容量/定格容量
■初期実効容量
の大きく2種類となります。

ここはそんなに重要ではありません。
公称容量/定格容量

公称容量/定格容量は蓄電池の体の中に
どれくらいの電気が入るのか
を示したほうです。
○○(←メーカー名) 蓄電池 容量
といったようなワードで検索をかけると表示されます。

営業マンがいう容量は公称容量/定格容量を指しているケースが多いです。
初期実効容量

初期実効容量は
実際に使える電気の量
を示したほうです。
○○(←メーカー名) 蓄電池 初期実効容量
といったようなワードで検索をかけると表示されます。

公称容量/定格容量が記載されている箇所の近くに初期実効容量の値も記載されています。
公称容量/定格容量と初期実効容量の比較

具体的に各メーカーの蓄電池を「公称容量/定格容量(左側の数字)」と「初期実効容量(右側の数字)」に分けたものが下記となります。
■京セラ:5.5kWh→4.7kWh、11.0kWh→9.4kWh、16.5kWh→14.1kWh
■ハンファ:7.7kWh→6.8kWh、9.7kWh→8.6kWh
■ファーウェイ:7.1kWh→6.7kWh、14.3kWh→13.4kWh、21.5kWh→20.1kWh
■住友電気工業:12.8kWh→11.9kWh
■ダイヤゼブラ電機:7.04kWh→6.2kWh
■ニチコン:4.9kWh→4.2kWh、7.4kWh→6.4kWh、9.9kWh→8.6kWh、14.9kWh→12.9kWh

どのメーカーの蓄電池であったとしても初期実効容量のほうが低めに設定されています。
なぜ公称容量/定格容量と初期実効容量に差があるのか

京セラ5.5kWhの蓄電池を例に挙げます。
この蓄電池は5.5kWhの電気を
充電
できるだけであって、5.5kWhの電気を
使える(=放電できる)
わけではありません。

使えない理由は蓄電池に溜まっている電気を逆方面に押し出す際に
力を使うから(=電気のロスが起きるから)
です。
太陽光パネルが発電した電気を蓄電池に充電する力を100とした場合、蓄電池から家に向けて押し出す際の力も100だと
電気が拮抗
してしまい、その場で押し問答してしまいます。

そのため、蓄電池に溜まっている電気を家に向けて押し出す際の力を
充電時よりも強めに行う
必要があります。
具体的には蓄電池へ電気を充電する際は100Vだった電圧を、蓄電池から放電する際は105Vに上げる必要があります。
このような理由から充電量と使う量(=放電量)に差が生まれます。

蓄電池の補助金は公称容量/定格容量をもとに計算されることが多いです。
最後にひとこと
今回は「蓄電池の容量」について解説しました。
意味はそれぞれ
■公称容量/定格容量:蓄電池に入る電気の量
■実効容量:実際に使える電気の量
となっています。

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