蓄電池を検討している方から
2025年度のDR補助金はまだ間に合う?
と質問が来ました。
6月4日現在の補助金執行率は約22%
であるため、6月・7月に関しては
まだ大丈夫
と言える範囲です。
今回は2025年度のDR補助金進捗状況(6月4日現在)について解説していきます。

じゃ、レッツゴー!
DR補助金の進捗状況は公式ページで確認可能

飛び込み業者から
DR補助金の進捗状況は一部の販売店でないと分からない
という情報が出回っているという噂を聞きました。
こちらは
全くのウソ
です。

インターネットの検索窓で
【SII DR】
と検索をすると、上記画像のサイトが一番上に表示されます。
こちらのページをクリックすると下記のページが開きます。

このページの中にある
赤枠のR6補正 DR家庭用蓄電池
がDR補助金のページです。

赤枠のR6補正 DR家庭用蓄電池 をクリックして、飛んだ先のページに上記の案内が出ています。
特設サイトには
■上記の特設サイトをクリック
■インターネットの検索窓で【SII DR補助金】と検索して上から3番目のサイト(DR家庭用蓄電池事業【公式】)をクリック
という2つのやり方で飛ぶことができます。

国の補助金にしてはポップな見た目のホームページです。
6月4日現在の補助金執行率は約22%

DR補助金の進捗状況は公式ページの
トップ画面
に記載されています。
このページにはざっくり
■新着情報
■交付決定情報
■予算状況
■補助金の交付申請
■関連情報の検索
■アグリゲーター/小売電気事業者の方へ
■蓄電システム販売事業者の方へ
■お問い合わせ
の記載があります。

上記はタイトル(DR家庭用蓄電池事業)のすぐ真下に出ています。
こちらの交付決定情報は
毎日更新
されるわけではなく、
毎週水曜日に更新
されると聞いています。

2025年度のDR補助金予算は66.8億円です。
上記のうち
8,000万円(0.8億円)については事務手数料
であるため、
実質66億円が補助金総額
となります。
■実質予算:6,600,000,000円
■交付決定総額:1,454,433,319円
■進捗率:22%
※2025年6月4日現在

このページを見れば誰でも計算可能です。
今後の見通し

DR補助金の交付申請期間は
蓄電池アグリゲーターの初回登録公表日 ~ 2025年12月5日(金)
と決まっています。
販売店が
どの蓄電池アグリゲーターを使っているかが異なる
ため具体的な回答ができませんが、ざっくり5月中旬から交付申請が始まっています。

5月中旬を起算日として6月4日時点で22%ということは
予算全体の1/5が1か月弱で埋まった
ことを意味します。
単純計算では
10月頃に枠が埋まる可能性
があります。

早めの行動が肝心です。
導入する蓄電池を変更する場合の注意点

毎年、枠が埋まる前に申請を取り敢えず出しておいて、
枠が取れたら検討してください
というトークをしている販売店が少なからず存在します。
取り敢えずの申請が希望している条件を満たしている蓄電池であれば問題ないですが、交付決定通知書が下りた後に蓄電池を変更するとなった場合は注意が必要です。
一般的に交付決定通知書が自宅に届くまで
約1か月~1か月半
要します。

交付決定通知書が下りたあとに
蓄電池メーカーを変更する場合
に関しては再度交付決定通知書を受け取る必要があります。
再度受け取るには
すでに届いた申請を取り下げる
必要があるのですが、取り下げは申請したらすぐ承認されるわけではありません。
申請した際と同じく約1か月~1か月半要するため、これが受理されてからでないと新たな申請をすることができません。

仮に8月に蓄電池メーカーを変更すると決めた場合、
①既に受け取っている交付決定通知書の取り下げ:約1か月~1か月半
②新たなメーカーで申請して交付決定通知書が下りるまで:約1か月~1か月半
上記のようなスケジュールとなります。
①取り下げは無事に完了しますが、②新たなメーカーでの申請は間に合わない可能性があります。
このような結末にならないように、取り敢えずの申請であったとしても
希望の蓄電池で申請
しておくことをおすすめします。

理想の蓄電池は月々の売電量から判断すると早いです。
最後にひとこと
今回は「2025年度 DR補助金の進捗状況」について解説しました。
6月4日現在の補助金予算執行率は
約22%
となっています。
交付申請が始まった5月中旬を起算日として6月4日時点で22%ということは
予算全体の1/5が1か月弱で埋まった
ことを意味します。
予想としては10月頃に枠が埋まる見込みとなっています。

より詳しい説明を希望される方は優良店が多い
に登録されることをおすすめします。
価格比較サイトは入口が太陽光メインで蓄電池についてはオプションのサイトもあれば、
蓄電池メイン
で対応しているサイトもあります。
蓄電池の検討であれば蓄電池メインの比較サイト(エコ×エネの相談窓口)が断然おすすめです。