V2Hを検討している方から
ハンファのV2Hについているパワーユニットはニチコンでは必要ないの?
と質問がありました。
ニチコンでは
必要ない
です。
それぞれのメーカーの
接続方法が異なる
ため設置機器にも違いがあります。
今回はニチコンT3とハンファQ.READYのV2Hについて解説していきます。

じゃ、レッツゴー!
V2Hについて復習

V2Hは電気自動車やプラグインハイブリッドに溜まっている電気を
家で使えるようにするシステム
のことを指します。
詳細はこちらのページを参考にしてください。

充電用の200vコンセントを駐車場の壁面に設置した場合、
家→車は問題ない
ですが、
車→家はできない
です。

V2Hに対して補助金を出している市町村が増えてきました。
ニチコンT3システムのV2H

ニチコンのトライブリッドパワーコンディショナ(以下、パワコン)を使って接続ができるV2Hは
■セパレート型&V2Hポッド(ES-T3P1、ES-T3PL1)
■一体型(ES-T3V1)
上記の2種類です。

この2種類のV2Hはトライブリッドパワコンから
直接
V2Hに配線を伸ばすことが可能です。
直接配線を伸ばせるということは
ロスが少ない
ことがポイントです。

見た目がシンプルで良いです。
ハンファQ.READYシステムのV2H

ハンファのQ.READYシステムを使ってV2Hを導入する場合、Q.READYパワコン
とは別に
上記写真にある四角い機械を壁面に取り付ける必要があります。
この四角い機械の名前は
パワーユニット
といいます。

ハンファの場合はQ.READYパワコンから
パワーユニットに配線をつなぎ
そこからV2Hに配線を伸ばします。
そのため、ニチコンと違って経由しなければならない機械が
1つ多い
です。

接続する機械が多いということは少なからず
ロスが発生
します。
発電した電気を余すことなく利用したい
と考えている場合、ニチコンT3システムを使ったV2Hのほうがおすすめです。

ニチコンだと壁に穴を空ける箇所も少なくなります。
最後にひとこと
今回は「ニチコンT3とハンファQ.READYのV2H」について解説しました。
それぞれ
■ニチコン:トライブリッドパワコンから直接V2Hに配線を伸ばす
■ハンファ:Q.READYパワコンからパワーユニットに配線を伸ばし、そこからV2Hに配線を伸ばす
上記のような違いがあるため、ハンファのV2Hを使用する場合は
若干のロス
が発生します。

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