新築を検討している方から
新築はオール電化の方が多いの?
と質問がありました。
結論、少ないです。
割合でいうと
オール電化が3割:ガス併用が7割
です。
今回はオール電化住宅とガス併用住宅の特徴や割合について解説していきます。

じゃ、レッツゴー!
オール電化住宅

オール電化住宅は
■キッチン(ガスコンロ)
■お風呂(ガス給湯器)
といったガス機器を使わず、家の中のすべてを電気でまかなう住宅のことを指します。

ガス契約がなく、
電気だけの契約
となるため、基本料金を支払うのは1社のみとなります。
東京電力では一時期、
オール電化住宅割引
というすべてを電気にすることで電気代が割引される特典がありました。

この頃は既築であってもオール電化住宅に変えるお客さんが多かった印象です。
しかし、電気代が上がりだしてから
オール電化住宅割引が廃止
され、その後はオール電化とガス併用が好き嫌いで分かれるようになりました。

停電時は蓄電池からの放電でほとんどの家電製品がどうにかなります。
ガス併用住宅

ガス併用住宅は名前の通り、電気を使うものとガスを使うものが混在する住宅のことを指します。
ガスは大きく
■プロパンガス:家の外に大きなタンクがある
■都市ガス:外壁にガス給湯器がついている
の2種類に分かれます。

地方都市はプロパンガスが多く、都心では都市ガスが多いです。
ガス併用住宅の場合は
■電気
■ガス
の2つの契約が存在するため、それぞれに基本料金を支払う必要があります。
最近では
ガス会社が提供する電気のプラン
も登場しているので、契約先が1社しかないケースもあります。

既築でもガス併用住宅の方が多い印象です。
新築におけるオール電化とガス併用の比率

とある団体の集計結果によると
2023年の年間新設住宅着工戸数は、持ち家・貸家・分譲住宅の全てで減少し、前年比4.6%減の81万9623戸
※リフォーム産業新聞様_2023年の新設住宅着工戸数、前年比4.6%減の81.9万戸 3年ぶりマイナスにから引用
https://www.reform-online.jp/news/administration/24317.php#:~:text=1589%E5%8F%B7(2024/02/,%E3%81%AE%E6%B8%9B%E5%B0%91%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%82
と発表されています。
これに対し、オール電化の率は

と言われています。
数字を整理すると2023年に関しては
■新築着工数:81万9623戸
■オール電化の数:22万8650戸
と読み取れます。

比率を計算すると
27.896%(=約30%)
になるため、新築のオール電化率はざっくり約30%になります。

新築でガス併用住宅を選んでいる方は約70%です。
最後にひとこと
今回は「オール電化住宅とガス併用住宅の特徴や割合」について解説しました。
それぞれの特徴に関しては
■オール電化住宅:すべてを電気でまかなう住宅
■ガス併用住宅:電気を使用するものとガスを使用するものが混在する住宅
となっています。
新築におけるオール電化とガス併用の割合は
3:7
となっています。
そのため新築でもガス併用を選択しているお客さんの方が多い現状です。

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