【2025年度 GX補助金とDR補助金のポイントについて紹介】蓄電池とHEMSを連携させる必要があるのはDR補助金

補助金を使って太陽光と蓄電池を導入検討している方から

GX補助金は補助金をもらうためだけにHEMSを入れるって聞いたけど本当?

という質問が来ました。

結論、

本当

です。

DR補助金は蓄電池とHEMSを連携させる必要がありますが、GX補助金については

HEMSがあるだけ

で申請可能です。

今回はGX補助金とDR補助金のポイントについて解説していきます。

まさひこ

じゃ、レッツゴー!

2025年度に注目されているのはGX補助金とDR補助金

2025年度に注目されている補助金は

■GX:子育てグリーン住宅支援事業(住宅省エネ2025キャンペーンのうち1つの事業)
■DR:再生可能エネルギー導入拡大・分散型エネルギーリソース導入支援等事業費補助金(DRリソース導入のための家庭用蓄電システム導入支援事業)

の2種類です。

どちらとも

新築・既築問わず利用可能

です。

何に対して補助金が出ているのかに関しては下記の通りです。

■GX:に対して
■DR:蓄電池に対して

工務店(ハウスメーカー)兼太陽光・蓄電池の販売店であれば

どちらの補助金も申請できる

場合が多いです。

まさひこ

大手の工務店(ハウスメーカー)であれば説明に慣れています。

GX補助金で導入するHEMSはモノがあるだけでいい

※住宅省エネ2025キャンペーン様_ツールダウンロード ロゴデータから出典

GXは条件を満たせば

MAX160万円

もらえる補助金です。

ざっくり導入する必要があるのは

■家
■HEMS

の2種類です。

GX補助金の申請に必要なHEMSは何でもいいわけではなく、

高度エネルギーマネジメント

が可能なタイプ限定となります。

どのHEMSがGX補助金の対象なのかについてはこちらのページを参考にしてください。

ラインナップを確認すると

■AiSEG2(パナソニック)
■CONSCIOUS(デルタ電子)
■Crossdoor Porta(Crossdoor)
■E-Cube(フィールドロジック)
■Eagle(加賀電子)
※上から出てきた上位5社のみ記載

と多くの企業が出しているHEMSが対象になっています。

こんなに種類が多いのであればどれを選べばいいか分からない

という方、安心してください。

基本的にどのHEMSにするのかは工務店(ハウスメーカー)が選びます。

最終的に家が完成して、対象HEMSも揃ったとします。

一般的に監視の目が厳しい国の補助金をもらうのであれば

①高度エネルギーマネジメントが可能なHEMSを導入
②何かしらの機器と接続する
③接続した証拠として設置写真を提出

という工程が必要です。

しかし、GX補助金の場合は上記でいう①②③をすべてすっ飛ばして

本体の写真撮影のみ

という大変ゆる~い条件になっています。※2025年5月現在

まさひこ

ただモノがあるだけだと非常にモッタイナイのでスマホと接続する方がほとんどです。

DR補助金で導入するHEMSは蓄電池と連携させる必要がある

※SII様_DR家庭用蓄電池事業特設ページから出典

DRは蓄電池容量によっては

MAX60万円

もらえる補助金です。

ざっくり導入する必要があるのは

■蓄電池
■HEMS

の2種類です。

DR補助金の申請に必要なHEMSに関しても何でもいいわけではなく、販売店が

どこのアグリゲーター経由で蓄電池を購入するのか

によって異なります。

2025年度のアグリゲーターに関しては

■東京ガス
■NextDrive
■Shizen Connect
■NTTスマイルエナジー
■パナソニック
■エリーパワー
■シャープエネルギーソリューション
■北陸電力
■東邦瓦斯
※2025年4月28日現在

の9社が該当します。

※SII様_DR家庭用蓄電池事業特設ページから出典

どの蓄電池であればDR補助金の申請ができるのかに関してはこちらのページを参考にしてください。

ちなみに2025年5月14日時点で588件_約3億の交付が決定しています。

2025年度のDR補助金予算は

66.8億円(うち約6億円は事務手数料)

であるため、2025年5月14日時点での進捗率は

約5%

となっています。

最終的に蓄電池を設置して、HEMSも導入したとします。

主に施工店がやってくれますが、DRの場合は

①蓄電池とHEMSを連携
②アグリゲーターによる遠隔疎通確認

が必要です。

まさひこ

交付決定情報の更新タイミングは毎週水曜日と聞いています。

最後にひとこと

今回は「GX補助金とDR補助金のポイント」について解説しました。

それぞれ

■GX:家に対して出る補助金_HEMSは本体の写真があればいい
■DR:蓄電池に対して出る補助金_HEMSと蓄電池を連携させて疎通確認を取る必要がある

といった特徴があります。

基本的に煩わしい作業は

施工店がすべて行う

ので安心してください。

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  • この記事を書いた人

まさひこ

ご訪問いただきありがとうございます。 今まで太陽光の個人宅営業を11年間経験してきたまさひこと申します。現在は今まで培ってきた経験を元に太陽光業界専門のライターをやっています。 個人宅営業をしていた際、説明されている内容が間違っていたり、太陽光=悪と伝わっているケースが多かったため啓蒙活動も兼ねてブログを開設しました。 よく出る質問や太陽光業界のニュース、大手解説サイトでは語られない真実をまとめていくので少しでも検討の力になれたら嬉しいです。 今までに「販売店から出た見積額が適正かどうか調べてほしい」「どのような質問をしたら優良店と見抜けるのか」といった質問をメールでいただきました。 zoomでの説明も可能なため、是非ともまさひこを有効活用してください。すぐ下のメールボタンかお問い合わせ欄からご連絡お待ちしております。

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