新築でガス併用住宅を検討している方から
ECO ONE(以下、エコワン)であれば非常用コンセントからの給電でお湯が使えるからいいよね?
と質問がありました。
確かにエコワンであれば電気が止まったとしても、
太陽光の非常用電源からの給電でお湯が使える
ため災害時も安心できます。
今回はガス併用住宅にする際に選ばれやすいエコワンと太陽光の組み合わせについて解説していきます。

じゃ、レッツゴー!
エコワンはリンナイの商品

エコワンは愛知県名古屋市に本社を構える
リンナイが出している商品
です。
カタログやホームページでは英語上記の
ECO ONE
と記載されています。

ガス商品の展示場に行くと頻繁に目にします。
エコワンはハイブリッド給湯器

エコワンはお湯をつくる機械であるため、給湯器の分類になります。
給湯器は給湯器でも、
ガスと電気を使ってお湯をつくる
ため
ハイブリッド給湯器
と呼ばれています。

ハイブリッド給湯器であることによって年間でかかる給湯のランニングコストが
従来型のガス給湯器よりもおよそ半分
でよくなります。
ランニングコストだけではなく、給湯が大部分を占める
一次エネルギー消費量に関してもおよそ半分
であるため省エネ性能も優れている商品です。

省エネ性能が優れていると、住宅省エネキャンペーンの1つである
給湯省エネ事業から出る補助金の対象
にもなるためますます導入がしやすい環境が整います。
ちなみにハイブリッド給湯器に関しては
8万円/台 が対象
となっています。

新築時に選ばれやすい商品です。
太陽光システムがあれば停電時も安心

従来型のガス給湯器だと主に使用しているのが
ガスのみ
であるため、ガスの供給が停止すると
何も使えない
です。

しかし、ハイブリッド給湯器だとガスの供給が停止していても
電気があればお湯が使える
メリットが存在します。
太陽光パネルを設置すると、いざ停電になった際に非常用コンセントから電気が取れます。

家によっては非常用コンセントまでの距離が長い可能性があり、面倒なケースもあります。
そこでおすすめしたいメーカーは
ハンファ(元Qセルズ)
です。

ハンファはニチコンが製造している
Q.READYパワコン(ニチコンでいうES-T1)を採用
しており、蓄電池がなくても
停電時にすべてのコンセントから電気が取れる
優位性を謳っています。

すべてのコンセントから電気が取れるということは、外壁に屋外用コンセントがついているのであれば
最短距離でエコワンの電源を取ることも可能
です。
基本的に
給湯器は屋外に設置
されているため、コンセントも屋外にあったほうが利便性が高くなります。

ただし、コンセントから電気を取る際は
太陽が顔を出している必要がある
ため曇り・雨だと使えません。

太陽光とエコワンをセットにすることで魅力的な提案ができますが、業界が異なるためこの組み合わせに気づくハウスメーカーはなかなかありません。
最後にひとこと
今回は「エコワンと太陽光の組み合わせ」について解説しました。
エコワンはハイブリッド給湯器であり、
電気とガスの力を使って
お湯をつくっています。
もし仮にガスが使えなくなったとしても
電気が使えればお湯がつくれる
ことを意味しています。
そこで活躍するのが太陽光の非常用電源です。
太陽光システムを設置すると停電時に非常用電源を引っ張ることができるため、この電源を使ってエコワンでもお湯が使用可能です。

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