新築時に太陽光を設置しようとしている方から
2026年度のGX補助金について知っている情報ないの?
と質問がありました。
現状分かっているのは
■初期実効容量(定格容量)が5kWh以上の蓄電池の導入が必須
■エコーネットコンソーシアムに登録されているHEMSの導入が必須(2025年度と一緒)
の2点です。
今回は2026年度GX補助金について分かっている情報をお伝えしていきます。(2025年9月現在)

じゃ、レッツゴー!
目次
GX補助金の概要

GX補助金は
GX志向型住宅を建てた場合に出た補助金
です。
GX志向型住宅は
環境負荷を軽減することを目的とした住宅
のことを指しています。

その環境負荷を軽減するために策定された条件は下記の4つです。
①断熱等性能等級「6以上」
②再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率「35%以上」
③再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率「100%以上」
④高度エネルギーマネジメント(HEMS)を導入すること

①・②はハウスメーカー/工務店の範疇ですが、③・④に関しては太陽光の販売店の範疇です。
上記の①~④を
すべて自社で完結できるハウスメーカー/工務店も存在
します。
新築を建てる際は念入りに情報収集をしてください。

数多くある情報収集サイトを使うのもアリです。
2025年度のGX補助金は約4か月で受付終了

2025年度のGX補助金は
2025年7月22日19:10
に予算上限額に達したため終了しました。
受付開始をしたのが2025年3月31日のため、
約4か月という短い期間
でした。

争奪戦状態でした。
判明情報① 初期実効容量(定格容量)が5kWh以上の蓄電池の導入が必須

2025年のGX補助金に関しては
■太陽光(約4kW)
■HEMS
の2点を導入すれば冒頭の単元でお伝えした③・④がクリアできました。

しかし、2026年度に関しては上記に
蓄電池が追加
されます。
蓄電池であれば何でもいいわけではなく、
初期実効容量(定格容量)が5kWh以上の蓄電池
である必要があります。

こちらのページでも解説していますが、初期実効容量(定格容量)が5kWh以上ということは
蓄電容量でいうと大体6~7kWh
になります。
具体例で言うと
■ニチコン:4.9kWh蓄電池
■京セラ:5.5kWh蓄電池
に関しては初期実効容量(定格容量)が5kWhに満たないためNGとなります。

蓄電池の価格を抑えすぎるとGX補助金の対象にならないので注意してください。
判明情報② エコーネットコンソーシアムに登録されているHEMSの導入が必須

こちらに関しては2025年度と同じ条件となります。
一般社団法人エコーネットコンソーシアムのホームページに掲載されている製品(ECHONET Lite AIF仕様)
を利用する必要があるため、蓄電池同様HEMSであれば何でもいいわけではありません。

HEMS界隈では
パナソニックが製造しているアイセグ2/3の知名度が高い
ですが、実際は
ネクストドライブが製造しているCube J
の出荷量が多かったようです。

ハウスメーカー/工務店の仕様でメーカーが決まっている場合があります。
最後にひとこと
今回は「2026年度 GX補助金」について解説しました。
現状分かっている情報では
■初期実効容量(定格容量)が5kWh以上の蓄電池の導入
■エコーネットコンソーシアムに登録されているHEMSの導入
の2点が必須となります。
補助金情報は日々更新されますので、最新情報は
住宅省エネキャンペーンの専用サイト
を参照してください。

より詳しい説明を希望される方は優良店が多い
に登録されることをおすすめします。
価格比較サイトは入口が太陽光メインで蓄電池についてはオプションのサイトもあれば、
蓄電池メイン
で対応しているサイトもあります。
蓄電池の検討であれば蓄電池メインの比較サイト(エコ×エネの相談窓口)が断然おすすめです。