蓄電池を検討しているお客さんから
PID対策がされている蓄電池メーカーはどこ?
と質問がありました。
対外的にPID対策済みを謳っている蓄電池は
オムロンとニチコン(一部)
の2社です。
今回はPIDについて解説していきます。

じゃ、レッツゴー!
PID現象とは

PIDは
potential-induced degradation の頭文字を取った略語
です。
とある会社によると
太陽光パネルに搭載されている太陽電池の出力低下現象を指しています。特定の条件や状況で高電圧がかかった際、漏れ電流も発生してしまい太陽光パネルの出力低下につながります。
※和上ホールディングスグループ様_PID現象の原因と対策についてわかりやすく解説!から引用
PID現象の原因と対策についてわかりやすく解説! | とくとくショップ | 豊富な販売実績と施工件数!日本全国対応! | 太陽光パネル・オール電化・エコキュートがおトクです!
と説明されています。

もう少し具体的に説明します。
蓄電池に溜まった電気が家に向けて放電されるだけであれば特に問題が起こりません。
しかし、稀に蓄電池に溜まった電気が
パワーコンディショナ(以下、パワコン)を経由して太陽光パネルの方に流れてしまうこと
があります。

太陽光パネル側から見ると、自分が創った電気以外の電気が自分目掛けて襲ってくることを意味します。
このような状態になると太陽光パネルが混乱して
動作が停止あるいは出力の低下
といった現象を引き起こします。
これがPID現象です。

ハイブリッド型蓄電池を導入する際のみ注意が必要です。単機能蓄電池の場合はシステムが別々なので関係ありません。
PID対策が必要なパターン

先ほどの単元だけ見ると、ハイブリッド蓄電池を導入する際は
すべての人がPID対策をするべきではないか
と思われます。
しかし、PID対策が必要なのは
古い型番の太陽光パネルを設置しており、後付けでハイブリッド蓄電池を導入する場合
です。

太陽光と蓄電池を同じタイミングで導入
するのであればこのPID対策は関係ありません。
現状商社から聞いている要注意パネルは下記の通りです。
■シャープのブラックソーラーシリーズ
■京セラのSAMURAIシリーズ
■ソーラーフロンティアのSFから始まる型番
■パナソニックのHITから始まる型番

該当する場合はパネルのメーカー名とパネル型番を販売店に伝えてください。
オプションをつけると他メーカーの蓄電池でもPID対策が可能

再度のお伝えですが、対外的にPID対策が可能と謳っているのはオムロンとニチコンの2社です。
上記以外の蓄電池メーカーではPID対策ができないのか?
と聞かれると違います。
結論から言うと、
■住友電気工業のパワーデポH_12.8kWh
■長州産業(ダイヤゼブラ電機OEM)のアイビス7
もPID対策が可能です。

ただ、蓄電池本体とは別に
■パワーデポH:「リレーボックス」(仕入れ値135,000円)
■長州産業(ダイヤゼブラ電機OEM)のアイビス7:「エネテクト2」(仕入れ値105,000円)
というオプションが必要となります。
上記のオプションを追加することによって蓄電池本体代が高く見えますが、オムロンとニチコン以外の選択肢が欲しいというお客さんには好評です。

PID対策が可能な蓄電池メーカーは意外に多いです。
最後にひとこと
今回は「PID対策がされている蓄電池」について解説しました。
対外的にPID対策済みを謳っているハイブリッド蓄電池は
オムロンとニチコン
の2社です。
しかし、オプションのアイテムをつけると
■住友電気工業のパワーデポH_12.8kWh
■長州産業(ダイヤゼブラ電機OEM)のアイビス7
でもPID対策が可能となります。

より詳しい説明を希望される方は優良店が多い
に登録されることをおすすめします。
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蓄電池メイン
で対応しているサイトもあります。
蓄電池の検討であれば蓄電池メインの比較サイト(エコ×エネの相談窓口)が断然おすすめです。

