【太陽光メーカーに付帯されている保証について解説】使用する可能性が高いのは機器保証

太陽光を検討中の方から

出力保証を使うときはどこを確認すればいいの?

と質問がありました。

何か壊れたときに発動する機器保証に関しては

エラーコードを確認する

という方法があります。

しかし、出力保証に関してはタイミング次第となるため、特にここを確認するというのは決まっていません。

今回は各保証について解説していきます。

まさひこ

じゃ、レッツゴー!

保証の種類

太陽光メーカーが付帯している保証は大きく

■出力保証
■機器保証(システム保証)

の2種類です。

メーカーによっては

■自然災害補償
■経済損失補償
■施工(雨漏り)保証

といった独自保証(補償)を付帯させている場合もあります。

まさひこ

保証(補償)に関しては大体カタログの後半に載っています。

出力保証とは

出力保証は

太陽光パネルの発電量が落ちた

際に使う保証です。

発電量が落ちたと言っても

■太陽光パネルに光が当たっていない
■単純に天気が悪い
■パワーコンディショナ(以下、パワコン)に不具合が起きている

という可能性があるため、パネルが故障しているかどうかを見分けるのは非常に難しいです。

まさひこ

付帯はされているが使わないケースがほとんどです。

出力低下を見分ける方法

故障かどうかを見分けるには

晴れた日に発電量を確認

する必要があります。

太陽光パネルが発電する時間帯は

太陽が出ているタイミング

です。

太陽光パネルの検討をする際、レイアウト図や金具設置位置とは別に

発電シミュレーション

が作成されます。

この発電シミュレーションには

ひと月あたりどれくらいの発電量が見込めるのか

の数字が記載されています。

例えば1月の予想発電量が500kWhだとします。

この場合、1日あたり16.1kWh(500kWh÷31日)発電することになります。

とある晴れた日の瞬間発電量が11.27kWh(1日あたりの発電量×0.7)の場合、何かしらの不具合が起きている可能性があります。

「あれっ?何か変だぞ」と感じた場合は

設置をした販売店に連絡

をして、すぐに確認しに来てもらうようにしてください。

まさひこ

販売店の連絡先を発電モニター近くに置いておくと便利です。

出力保証を使うかどうかは設置業者が判断

設置業者が現地を確認して

■エラーコードが出ていない
■パワコンに不具合が起きていない(パワコンを交換したが変化なし)

という場合に出力保証が使えます。

保証と聞くと

すべてが無償対応してもらえる

と思われがちですが、無償なのは

パネル交換費用のみ

です。

検査に関する

■パネルの取り外し/再設置の手間賃
■パネルをメーカーの工場に送る配送料
■パネルの取り外し/再設置に使用した足場費用

については出力保証を依頼したお客さん負担となります。

検査をした結果何も問題無かった場合は、取り外したパネルが元通りになるだけのため

捻出した費用が無駄

になります。

まさひこ

検査に出したからと言って必ずしもパネル交換にならない可能性もあるため、出力保証を使うかどうかはよく検討してください。

機器保証とは

機器保証は

機器が故障した

際に使う保証です。

メーカーによって大きな差はないですが

■パワコン
■接続箱
■取り付け架台
■延長ケーブル

がラインナップに入っているケースが多いです。

まさひこ

機器保証の欄に記載があります。

機器故障を見分ける方法

設置をした機器で何かしらのエラーが起きた際、発電モニター/アプリ画面に

エラーコードが表示

されます。

表示されたエラーコードによって何の交換が必要なのかが変わるため、設置業者に連絡する際はエラーコードを伝えてください。

ちなみに故障する可能性が高いのは

パワコン

です。

太陽光と蓄電池を一緒に設置している場合、蓄電池ユニットの

電圧異常を示すエラーコード

が出ることがあります。

パワコンの基板交換以外のエラーコードに関しては

専用ブレーカーの電源入り切り

をすると直るケースが大半であるため、夜遅く/朝早くにエラーが起きた際は専用ブレーカーの電源入り切りを試してみてください。

まさひこ

家のブレーカーではなく、太陽光・蓄電池のブレーカーです。

設置業者が倒産している場合はメーカーに直接連絡

メンテナンス依頼をする際に設置業者に連絡がつけば話が早いですが、設置業者が倒産している場合については

メーカーに直接連絡

する必要があります。

メーカーにメンテナンス依頼をすると保証書に記載されている

■保証書番号(保証書の四隅のどこかに記載されていることが多い)
■登録氏名
■設置先住所
■連絡先

について聞かれるため、手元に保証書を用意したうえで連絡してください。

下記はメーカーごとのカスタマーセンター連絡先です。

■シャープ:0120-48-4649 ※携帯の場合:0570-550-190
■京セラ:0120-33-5582
■パナソニック:0120-872-150
■三菱:0120-314-382
■ソーラーフロンティア:0120-55-8983
■東芝:0120-33-1139(エクソルと同じ)
■Qセルズ:0120-322-001
■サンテック:0120-303-616
■カナディアンソーラー:0120-020-332
■ネクストエナジー:0120-338-647
■エクソル:0120-33-1139(東芝と同じ)

※東芝エネルギーシステムズ株式会社様_重要なお知らせから出典

東芝の太陽光に関してはメンテナンス窓口が

エクソルに譲渡

されています。

東芝の太陽光でエラーが出た場合はエクソルの問い合わせ窓口に連絡してください。

まさひこ

メーカーのデータベースには契約時の契約者名でデータが残っています。電話をかけている方の名前ではなく、契約した方の名前を伝えてください。

最後にひとこと

今回は「太陽光メーカーに付帯されている保証」について解説しました。

それぞれ、

■出力:太陽光パネルの発電量が落ちた際に利用
■機器:機器が故障した際に利用

する保証です。

機器保証に関しては発電モニター/アプリでエラーコードが表示されるため、どこに不具合が起きているのかの判断がつきます。

しかし出力保証については設置した業者に確認してもらってからの対応となるため必ずしも使用しない可能性があります。

より詳しい説明を希望される方は優良店が多い

価格比較サイト

に登録されることをおすすめします。

嵐のように3~5社から一斉に連絡が来るタイナビ/グリエネとは異なり

専任のアドバイザーがついて情報を集約してくれる

サイトもあります。

各販売店との対応が煩わしい方であれば専任のアドバイザーがつく比較サイト(ソーラーパートナーズ)が断然おすすめです。

  • この記事を書いた人

まさひこ

ご訪問いただきありがとうございます。 今まで太陽光の個人宅営業(5年)→サービス業(1.5年)→太陽光メーカー(1.5年)→個人宅営業(3年)→太陽光メーカー(1年)を経験し、また個人宅営業に戻ってきました。 実際に訪問をすると、他社が説明している内容が間違っていたり、太陽光=悪と伝わっているケースが多かったため啓蒙活動も兼ねてブログを開設しました。 よく出る質問や太陽光業界のニュース、大手解説サイトでは語られない真実をまとめていくので少しでも検討の力になれたら嬉しいです。 今までに「販売店から出た見積額が適正かどうか調べてほしい」「どのような質問をしたら優良店と見抜けるのか」といった質問をメールでいただきました。 zoomでの説明も可能なため、是非ともまさひこを有効活用してください。すぐ下のメールボタンかお問い合わせ欄からご連絡お待ちしております。

-太陽光