【オール電化住宅とガス併用住宅について解説】それぞれに良し悪しがあり

新築に太陽光+蓄電池を検討しているお客さんから

オール電化のほうが太陽光に向いてるの?

と質問がありました。

電力プラン的にオール電化のほうが向いてはいますが、全体の割合で言うと

オール電化3割:ガス併用が7割

となっており、市場から判断するとあまり人気がないようです。

今回はオール電化住宅とガス併用住宅について解説していきます。

まさひこ

じゃ、レッツゴー!

オール電化住宅

オール電化住宅は

■ガスコンロ(キッチン)
■ガス給湯器(お風呂)

といったガス機器を使わず、家の中のすべてを電気でまかなう住宅のことを指しています。

ガス契約がなく、

電気だけの契約

となるため、基本料金を支払うのは1社のみとなります。

東京電力管轄では一時期、

オール電化住宅割引

という、すべてを電気にすることで電気代が割引される特典がありました。

しかし、光熱費が上がりだしてからオール電化住宅割引が

廃止

され、その後はオール電化とガス併用が、好き嫌いで分かれるようになりました。

まさひこ

太陽光+蓄電池を導入した場合、オール電化であれば、家の中にある家電製品の大半がカバーできます。

オール電化が条件で契約できる電気プラン

冒頭で「電力プラン的にオール電化のほうが向いてはいる」とお伝えしました。

例えば東京電力の場合、電気の料金プラン一覧の中に

スマートライフ

というプランがあります。

このプランの対象は、

エコキュートあるいは電気温水器を導入している家庭

であるため、誰でも申し込めるプランではありません。※ガス併用住宅は不可

このプランの特徴は、

深夜料金と通常料金が時間帯で分かれている

ことで、エコキュートは電気の単価が安い深夜帯に沸かすことで経済メリットが出ます。

蓄電池への電気充電方法は

■発電した電気を溜める
■深夜電力を購入して、それを溜める

の2種類あり、太陽光システムの発電量だけでは蓄電池がMAXにならない場合に、このプランを活用することができます。

まさひこ

東京電力では「スマートライフ」という名称なだけであり、ほかの電力会社であっても似たようなプランが存在します。

ガス併用住宅

ガス併用住宅は名前の通り、電気を使うものとガスを使うものが混在する住宅のことを指します。

ガスは大きく

■プロパンガス:家の外に縦長のタンクがある
■都市ガス:外壁にガス給湯器がついている

の2種類に分かれます。

地方都市はプロパンガスが多く、都心では都市ガスが多いです。

ガス併用住宅の場合は

■電気
■ガス

の2つの契約が存在するため、それぞれに基本料金を支払う必要があります。

最近では

ガス会社が提供する電気のプラン

も登場しているので、契約先が1社しかないケースもあります。

まさひこ

既築でもガス併用住宅が多い印象です。

ガスは停電時に強い

太陽光+蓄電池のセットを検討しているのであれば、オール電化のほうが向いています。

理由は、大半の家電製品が、

蓄電池からの放電

でどうにかなるからです。

しかし、太陽光システムのみを検討しているのであれば、ガス併用のほうが向いています。

理由は、停電時に

太陽光が発電しているとは限らない

からです。

太陽光パネルが発電をしている日中に停電になった場合は、

非常用コンセントから電気を取る

ことである程度の家電製品が使えますが、日が落ちた後に関しては何も使えません。

その反面、ガス…特にプロパンはボンベがその場所にあれば、それを接続することで

ガス機器の使用が可能

になるため、停電時でも強い存在です。

まさひこ

都市ガスだと若干不利です。

新築におけるオール電化の比率

とある団体の集計結果によると

2023年の年間新設住宅着工戸数は、持ち家・貸家・分譲住宅の全てで減少し、前年比4.6%減の81万9623戸
※リフォーム産業新聞様_2023年の新設住宅着工戸数、前年比4.6%減の81.9万戸 3年ぶりマイナスにから引用
https://www.reform-online.jp/news/administration/24317.php#:~:text=1589%E5%8F%B7(2024/02/,%E3%81%AE%E6%B8%9B%E5%B0%91%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%82

と発表されています。

※富士経済グループ様_エリア別のオール電化、ZEH、レジリエンス住宅市場を調査から出典

これに対し、オール電化の率は

22万8650戸

と言われています。

数字を整理すると2023年に関しては

■新築着工数:81万9623戸
■オール電化の数:22万8650戸

と読み取れます。

比率を計算すると

27.896%(=約30%)

になるため、新築のオール電化率はざっくり約30%になります。

まさひこ

新築でガス併用住宅を選んでいるお客さんは約70%です。

最後にひとこと

今回は「オール電化住宅とガス併用住宅」について解説しました。

2023年の実績数字をもとに算出すると

■新築着工数:81万9623戸
■オール電化の数:22万8650戸

という結果が出ています。

率で言うと約30%がオール電化住宅で、約70%がガス併用住宅です。

本文内で東京電力の「スマートライフ」を紹介しましたが、こちらに関してはお伝えした通り、エコキュートか電気温水器を導入している家庭でないと契約できません。

東京電力に限らず、他の電力会社であったとしてもこの条件は大きく変わらないです。

しかし、東京電力にはもう1つ、深夜単価が存在するプランが存在します。

※東京電力様_夜トクプラン紹介ページから出典

それが上記の

夜トク8/夜トク12

です。

こちらのプランは、エコキュートあるいは電気温水器が

なくても契約可能

です。

ただ…それぞれの電気単価が高いことがネックです。

  • この記事を書いた人

まさひこ

ご訪問いただきありがとうございます。 今まで太陽光の個人宅営業(5年)→サービス業(1.5年)→太陽光メーカー(1.5年)→個人宅営業(3年)→太陽光メーカー(1年)を経験し、また個人宅営業に戻ってきました。 実際に訪問をすると、他社が説明している内容が間違っていたり、太陽光=悪と伝わっているケースが多かったため啓蒙活動も兼ねてブログを開設しました。 よく出る質問や太陽光業界のニュース、大手解説サイトでは語られない真実をまとめていくので少しでも検討の力になれたら嬉しいです。 今までに「販売店から出た見積額が適正かどうか調べてほしい」「どのような質問をしたら優良店と見抜けるのか」といった質問をメールでいただきました。 zoomでの説明も可能なため、是非ともまさひこを有効活用してください。すぐ下のメールボタンかお問い合わせ欄からご連絡お待ちしております。

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